2015年5月18日月曜日

2015年決算は過去最高益!

トヨタ自動車の2015年決算(2014年度の業績)は、売上高は27兆円で営業利益が過去最高の2.7兆円にも達したと発表されています。日本で2番目に高収益なのが三菱東京UFJ銀行の1兆337億円だそうだから、圧倒的な収益力だ。

株主としては「圧倒的じゃないか、我が軍は」というギレン総帥の言葉を思い出させられます(笑)。

無論この利益は、1ドル=120円水準まで円安が進んだことも大きく影響しています。トヨタはドル円レートが1円変動すれば営業利益が350億円変動するとされている。リーマンショック後の民主党円高時(1ドル=80円前後)から考えれば、1.4兆円は為替変動で利益が増えている概算です。

トヨタに限らず、日本の主力産業である自動車や家電は、円安で大きな恩恵を受けます。安倍政権と黒田日銀が金融緩和(=円安政策)を取ることは、国益に適っている訳です。期待したインフレも実現しておらず、原油も逆オイルショックと言われる位に下落している現状、円安を否定する理由は何処にもない。

丁度、日本企業にとって邪魔だった三星・現代などの某半島勢は、減益ラッシュで世界シェアを落としつつあるようで。このまま金融緩和を更に続け、日本経済を本格的に復活させ、ついでにインフレで1000兆円ある借金(国債残高)を実質目減りさせてほしいもんです。