2014年6月14日土曜日

豊田章男、カンブリア宮殿に出演

トヨタ自動車の社長、豊田章男氏が今週放送のカンブリア宮殿に出演していた。カンブリア宮殿は、主に独特な経営を行う企業の社長が出演するテレ東系の経済番組です。

私は途中からしか見てないので、特にどうこう言う思いはしなかったが、うちの母ちゃんがやたらと章男の事を見直したと絶賛していました。創業家のボンボンなのに、現場感覚が分かっていて、何より志が高い、と言ってるのです。確かに章男氏は、理想が高いというか、会社の利益より社会への貢献みたいなことを重視する傾向がありますね。国内生産300万台死守という会社へのノルマや、東北に自動車産業を拡大しようと様々な施設を建設していく所などは、利益よりも志を優先するスタンスが現れていますね。

そういう意味では、章男は孫正義と似ている所があるかも?

ただねぇ・・・志は良いけど、社長がカーレースに出たり、自らハンドルを握るのは、会社の危機管理上、絶対やってはいけないことなんですがね。例え車両保険に入ってようとも、社長は運転手を付けて自分はハンドルを握らないのが常識。万が一事故に巻き込まれたらどうするねんって話です。

確かに章男君は、経団連の老害親父どもに比べたら、まだまともに見えなくもないけど、どうも脇が甘い所が多いのが問題ですね。志はあるかも知れないけど、やはり根底にはお坊ちゃま精神が宿っている気がしますな。

章男君が車好きなことは良く分かったけど、社長にいる間は、ハンドル握るのは止めてほしいもんですな・・・。