2014年5月10日土曜日

2013年自動車販売台数もトヨタ車が上位独占

2013年の車種別自動車販売台数が、全国軽自動車協会連合会から発表されています。それによると、一位はアクアの26万台、二位はプリウスの25万台と、トヨタの自動車がワンツーフィニッシュを決めています。

2013年の車種別の新車販売台数ランキング

実は2012年も、トヨタ車がワンツーだったのですが、プリウスが一位でアクアが二位でした。またトップ20の顔ぶれを見ると、相も変わらずミニバンと軽自動車ばかりですが、数少ないセダン車のランクインが、カローラとクラウンというトヨタ勢です。大衆セダンの代表格であるカローラと、元祖高級セダンのクラウン・・・トヨタの強さは、上でも下でも圧倒的ですね。

唯一の不安材料を言えば、プリウスとアクアの順位が入れ替わったことでしょうか。アクアと言えば、より小型化したハイブリッドカーであり、廉価版プリウスのような車です。車種別の利益率は公表されていませんが、価格の安さとハイブリッドシステムを搭載していることを考えれば、利益率は高くないと予想されます。

日本の景気は回復基調にあるそうですが、売れている自動車のラインナップを見ると、はたして本当なのか、少々疑問も感じますね。コンパクトカーの普及は、時代の流れなのかも知れませんが、トヨタ株主としては、もっと利益率の高い高級車が売れる世の中になって欲しい所です。