2014年1月30日木曜日

トヨタの生産台数が1000万台を超えた

トヨタ自動車の2013年度の生産台数(世界累計)が、1011万台だったと発表されました。世界中の自動車メーカーで、初めて年間生産台数が1000万台を超えたとのこと。

まあ販売台数ではなく、あくまで生産数なので、売れなきゃ大量の在庫となってしまう訳ですが(汗)、2013年の販売台数も998万台と、ほぼ掃けているから心配ないでしょうか?なお販売台数も、GMやフォルクスワーゲンを抑えて、世界最多だった模様です。1ドル=100円台以上だと、トヨタが世界最強の自動車メーカーと言えそうですね。

但し、またリーマンショックのような金融危機が訪れれば、急激な円高になるので、トヨタの業績は一気に悪化する恐れがあります。何やらアルゼンチンがデフォルトだとか、トルコの通貨危機だとか、中国の「影の銀行」問題だとか、世界経済に不穏な空気が漂ってきてますので、少々心配ですね。

まあ自動車なんてのは所詮、可処分所得で購入する商品であり、景気の動向に最も左右されやすい業界です。トヨタの株主である以上、金融危機と円高によるダブルパンチ⇒業績悪化のリスクは、常に考えておく必要はあります。リーマンの時はほんと酷かったからねぇ。何せ2兆円の黒字が、一年で4千億円の赤字ですから・・・。

何とか東京オリンピックまでは、バブル景気で突っ走って欲しい所ですが。