2013年11月26日火曜日

章男は社長に向いていない

辛口なタイトルを付けましたが、心境そのままを表してるので、あえて過激に行きました。というのは、今週の週刊ダイヤモンドで、トヨタ自動車の特集が組まれています。何でも「トヨタ復活!章男は何を変えたのか?」という内容。何だか少々的外れというか、ヨイショが過ぎる記事だと思いますねぇ。ステマにすらなってない・・・。

はっきり言って、章男氏は何もしていない。たまに趣味の自動車レースを社長のごり押し命令で参加しているくらいで、会社の業績にプラスになるような行為は、皆無なはずです。元々、トヨタの持つ世界最強の自動車作りの能力が、為替が円安に振れたことが追い風となり、業績が急回復しただけの事です。

トヨタ自動車の業績は、為替レートに大きく左右されます(トヨタ業績と為替レート~1円で利益が350億円動く)。円高利権に群がっていた民主党&白川日銀体制が崩れ、円安利権を追求する自民党&黒田日銀体制になり、ドル円レートはこの一年で、80円割れから100円まで円安になりました。トヨタの業績には、大幅なプラスになったわけですね。この円安の恩恵を受けただけの話であり、章男自身は何もしてません。

そういえば、先日開幕した東京モーターショーでも、章男氏が日本の自動車メーカーの代表の如く挨拶をし、それが大々的にテレビ各社で報じられていました。巨大広告主ゆえか、マスコミのトヨタのヨイショは凄まじいですね。

しかし、はっきり言って章男氏はプレゼンが超絶下手糞で、見てられないのですがね。おぼっちゃま精神丸出しで、熱意が無いというか、うわべだけ一生懸命なふりをして格好付けているだけ、薄っぺらさが際だつ話っぷりですよ。

トヨタの株主として、章男氏のプレゼンは会社価値を毀損していると思いますので、今後一切止めて貰いたいと思います。煽りや冗談じゃなくて、本気でそう思います。