2015年9月28日月曜日

フォルクスワーゲン不祥事~やはり章男は社長に向いてない

例のフォルクスワーゲンの不祥事について、トヨタの章男社長が社内向け?に訓辞を出したそうだ。役員会「VWの苦境につけ込む火事場泥棒のようなことは断じてやってはならぬ」と厳命した~とかいうツイートが出回っています。

このツイートの真偽は分かりませんが、章男ならいかにもそんなことを言いそうな気がする・・・。しかし本当だとすれば、お人好しのお坊ちゃまにもほどがある!対外向けならそう嘯くのもメディア戦略だろうけど、社内~それも役員会でなら「この隙を突いてガンガン攻めろ!」とハッパを掛けるのがトップの役目だ。

なにしろフォルクスワーゲンのやった事は自業自得、庇うべき部分は一切無いのだから、奴らが没落する隙を付いてシェアを奪うのは、営利企業~それも上場企業なら当たり前の行為だ。世界市場で、トヨタの最大のライバルがフォルクスワーゲンなのだから、奴らの牙城を崩す事は最大のポイントと言って良かろう。というか、株主の利益を最大化するのが役員の仕事なのだから、義務と言ってもいいはずである。

それをこのヌルい発言・・・やはり章男は社長に向いていないと言わざるを得ないね。これがホリエモンや三木谷なら、むしろ社外にも聞こえるように「今だ!攻めろ!」と大号令を掛けるはずだろうに。

我らがトヨタ株主にとって最大の敵は、フォルクスワーゲンでも無ければ米国自動車業界の嫌がらせでもなく、実は社長室に居るのでは・・・とすら思えてくる。

2015年9月25日金曜日

フォルクスワーゲンの不祥事はトヨタにとってプラス?

既に報道の通り、フォルクスワーゲン社がアメリカで不祥事(ディーゼルエンジン車の排ガスの数値改ざん)を起こしたようです。トヨタにとって、フォルクスワーゲンは世界市場でトップシェアを争う最大のライバルだから、彼らの没落はプラス材料と取れそうですが、そうとも言い切れない事情もあります。

VW社はブランドイメージがダウンするだけでなく、制裁金が2兆円規模にのぼるという噂もあり、財務的にも大きな影響が避けられない状況です。また、欧州で盛んなディーゼルエンジンのシェアにブレーキが掛かり、日本勢が得意のハイブリッド車や電気自動車の普及が進むかも知れません(ディーゼル車のメリットと欠点の比較)。

しかし喜んでばかりはいられません。今回VW社が取った不正は、どうも排ガス規制のテスト時だけ数値が良くなるようコントロールするプログラムを搭載していた、という事なので、世界的に自動車の各種テストが厳しく監視されるようになる恐れがあります。あるいは規制自体が強化される可能性も・・・。

トヨタが公正明大に車作りを行っていても、欧米各国で検査に通る為に、余計な手間やコストが増える可能性もあるでしょう。はた迷惑な話です。

また、グッドタイミングで提携解消したと思われていた日本のスズキも、実は現在でもVW社の株式をかなり保有したままで、株価の暴落で含み損が発生しているようです。

しかし、排ガスの数値なんて「たかが」といえる極めてくだらないものです。エアバッグが作動しないといった命に関わるようなものでもなければ、食品偽装のように健康被害が見込まれるような不祥事でもないだけに、VWの社員・株主、そして米国民の誰も得をしない訳です。しかもトヨタなど日本勢のプラスに働くとも言い切れない、本当に誰も得しない、不毛な事件だといえるでしょう。

2015年7月18日土曜日

雇われ社長の訃報など株価に影響しない?

任天堂の岩田社長が死去したそうです。

「現役社長が突然亡くなるというのは、本来企業にとってはマイナス要因だが、岩田は明らかに失政続きだったので、むしろ投資家にとってはプラスではなかろうか?」・・・などという私の予想をよそに、株式市場では任天堂株[7974]は特に変化は無かったようです。極端に上げたわけでも下げたわけでもなかった。

スティーブ・ジョブズCEOが無くなった際、アップル株は別に暴落したわけではなかった。しかしジョブズが膵臓ガンであることは広く知られており、長くない命である事を全ての投資家は認知していた訳です。株式市場的に言えば「想定内」の出来事でした。

岩田氏は昨年より健康不安が言われていたが、命に関わるとは思われておらず、訃報はサプライズだったはず。それでも株価が反応しないってことは、投資家にとっては、雇われ社長の首がすげ変わっても、ぶっちゃげどうでもいいと言うことだろうか?

翻って、我らがトヨタ自動車の社長・章男氏が突然死んだりしたら、株価はどうなるのだろうね・・・と考えてしまう。彼は自動車レースにうつつをぬかし、自らハンドルを握ってレースに出てるわけだから、いつ事故死してもおかしくない訳である。

交通事故を起こした時、起訴の有無や裁判になるか否かの判断基準

岩田はスマホへの出遅れやWiiUという完全失敗作といい、明らかな失政続きでしたが、章男はカーレースにうつつを抜かしてる事と、麻薬女を庇ったこと以外、大きな失政はしていません。共に業績に直接的に悪影響を及ぼすことではないですからね。従って経営者としては、岩田よりも有能だといえるでしょう。

もしそんな章男が突然死んじまったら、株式市場はどう反応するのでしょうなぁ。きっと即座に新しい社長が何処かから担ぎ上げられるだけで、マーケットは無反応なのだろうなぁ・・・。

2015年6月21日日曜日

何故庇う?やはり章男は社長に向いてない

トヨタの女役員が麻薬密輸入していた事件~「麻薬取締法違反容疑でトヨタ自動車の常務役員、ジュリー・ハンプ容疑者を逮捕」~の件で、何故か章男社長が記者会見で彼女を庇うような発言をくり返している。

株主としては非常に腹立たしい。勿論、こんな訳分からん奴を役員に据えたこと自体も問題だ。最初に聞いた時は、アメリカでのブレーキ効かない問題の時のように、トヨタに敵対する勢力が仕組んだトロイの木馬かとも疑ったくらいだ。それでも、日本最大のキャッシュリッチ企業が、トロイの木馬ごときを選別できないというのは遺憾だけどね。

だが何より、章男がこの女を庇うことだけは絶対に納得がいかない。何の縁もゆかりもないこんな女、素直に処分して「身元調査が不十分だった」と謝罪すれば、最悪の事態は避けられるだろうに、擁護してしまうとずるずる深みに嵌るだけだ。報道を聞く限りでは、巻き込まれた事件の可能性は低く、確信犯で行った馬鹿女の可能性が高い。こんな輩を庇うとは、マジで章男の神経を疑う。

章男、お前の愛人か何かなのか?何故こんな擁護しようのない犯罪者を庇うのだ?

いや、愛人ならまだ納得するわ。もし何の関係もないのに「ファミリーだから」みたいに某海賊漫画のような精神で庇っているのなら、もはや社長として致命的に不適合だぞ!

この辺の生温い精神が、章男がおぼっちゃまと揶揄されるゆえんだ。前にも書いたが、やはり章男は社長に向いてない。豊田家の一族世襲でも構わんから、もっとドライに判断できる人間に変えてくれ!

2015年5月30日土曜日

トヨタが元本保証という謎の株式発行を計画中?

既に各所で報じられていますが、トヨタ自動車が「AA型種類株式」というものを発行する事を株主総会で提案し、今夏にも上場させる予定だそうです。
トヨタ自動車は、原則として5年間は売買できないが、株価が下がっても取得時の金額でトヨタが買い取ってくれる種類株を今夏にも発行する。新型株の価格は、市場で売買されている普通株より2割ほど高くするが、取得から5年が過ぎれば、普通株に転換するか、トヨタに買い取ってもらうことができる。投資家にとっては事実上の元本保証となる。
他には、元本保証だが配当金が通常の株よりも低く抑えられるという話も出ています。確かにこの条件で配当が普通株と同じなら、トヨタに長期投資するつもりの個人投資家にとってはべらぼうに有利な条件ですから、おそらくそうなるのでしょう。

5年後に普通株に転換可能と言うことですが、NISA口座で購入するとどうなるのか?など不明な点も多いですが、元本保証というのは投資アレルギーが強い日本の一般国民にとっては魅力的ではないでしょうかね?

いずれにせよ、個人投資家を増やしたいというトヨタの思惑は、元本保証という魔法の言葉によって成功する可能性が高そうですね。既存株主である私にとっては、増配とか自社株買いによって株主還元して欲しい所ですが。

2015年5月18日月曜日

2015年決算は過去最高益!

トヨタ自動車の2015年決算(2014年度の業績)は、売上高は27兆円で営業利益が過去最高の2.7兆円にも達したと発表されています。日本で2番目に高収益なのが三菱東京UFJ銀行の1兆337億円だそうだから、圧倒的な収益力だ。

株主としては「圧倒的じゃないか、我が軍は」というギレン総帥の言葉を思い出させられます(笑)。

無論この利益は、1ドル=120円水準まで円安が進んだことも大きく影響しています。トヨタはドル円レートが1円変動すれば営業利益が350億円変動するとされている。リーマンショック後の民主党円高時(1ドル=80円前後)から考えれば、1.4兆円は為替変動で利益が増えている概算です。

トヨタに限らず、日本の主力産業である自動車や家電は、円安で大きな恩恵を受けます。安倍政権と黒田日銀が金融緩和(=円安政策)を取ることは、国益に適っている訳です。期待したインフレも実現しておらず、原油も逆オイルショックと言われる位に下落している現状、円安を否定する理由は何処にもない。

丁度、日本企業にとって邪魔だった三星・現代などの某半島勢は、減益ラッシュで世界シェアを落としつつあるようで。このまま金融緩和を更に続け、日本経済を本格的に復活させ、ついでにインフレで1000兆円ある借金(国債残高)を実質目減りさせてほしいもんです。


2014年11月19日水曜日

やはりトヨタってセンス無いよな・・・

少し前、ドヤ顔で発表した燃料電池車(水素自動車)が「MIRAI」という名で12/15から市販される事が発表されました。MIRAI=未来というネーミングが、如何にも親父クサいセンスの無さを醸し出してますなぁ・・・。例のドラえもん?のCMといい、とにかく色々とクサすぎる。マークX以来、トヨタのセンスは年々酷くなってる気がするのは、私だけでしょうか?

まあ名前は好き嫌いの範疇なので置いとくとしても。肝心の水素ステーションの問題を放置している所が、如何にもトヨタの大名企業スタンスが現れてます。インフラ普及まで手伝ってこそ、環境に優しいだの何だのと言えるとおもうのですがね。
「ホンダが岩谷産業と共同で小型の水素ステーションを開発したが、トヨタはどうしていくのか」
 「純利益2兆円のトヨタは、インフラ整備でどのような社会的貢献を果たしていくのか」

それに対して、加藤光久副社長の答えは明快だった。「インフラ整備については、トヨタとして直接関与することは考えていない」ときっぱり。すると、次に「積極的に関与しないのにはどんな理由があるのか」といった質問が飛んだ。

「やはり、餅は餅屋に任せるというか……、われわれはそういう役割ではないと考えている。ただ、普及期において整備が十分進まないとことも考えられるので、いろいろな事業体と連携して、運営のところで協力できないか考えていく」と加藤副社長は困った表情で話す。

どうもトヨタは新技術開発やコストダウンなど自動車づくりについては一生懸命に取り組むが、水素インフラなど自動車づくりに関係ない分野については今のところ消極的な姿勢のようだ。
【ヤフーニュース ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-00000035-rps-ind】

株主の立場から短絡的に考えれば、本業以外の事にカネを使うのはよろしくない。どケチに徹してくれた方が、一株利益は増大する。

だけど、本気で水素自動車を事業として普及させていく気なら、ステーションなどインフラが整わないと実現は不可能です。そこを他人任せにしていると、普及が遅れるどころか、水素以外の燃料に次世代自動車のスタンダードを奪われかねない。逆に言うと、水素ステーションさえ普及させてしまえば、そこは盤石になる。

700万円という本体価格といい、どうもトヨタのマーケティングセンスの無さには、株主として閉口しますわ・・・。本当にやる気が無いのなら、格好付けでの「エコ」だの「環境」だのに、無駄金を使うのは止めて欲しいもんですな。

2014年10月19日日曜日

トヨタの大量リコールの理由

つい先日、トヨタ自動車が合計100万台以上が対象となる、大規模リコールを発表した。株主からみても、またトヨタ車ユーザーからしても、実によろしくない事態だ。

おそらく一般の人の感覚でが、トヨタは他のメーカーに比べて、リコールがやたら多いと思っているはずだ。トヨタがリコールが多いという印象には、大きく二つの理由が存在していると思う。

一つは世の労働者寄りのジャーナリストが言うように、トヨタがブラック企業だからという理由だ。「カイゼン」の名の下、労働者に息をも付かせぬ厳しい作業ノルマを押しつけているから、不具合が多発するという理論だ。

私はトヨタの株主だが、トヨタ自動車がブラック企業かと問われれば、自信を持ってNOとは言えない。トヨタ(特に製造現場で働く期間工労働者)が厳しい労働環境なのは間違いないだろう。

だが、それがリコールの発生数の多さの原因だという理論は、少々早計ではないだろうか?本田や日産だって、製造現場にいるライン工はブラック労働だ。それにリコールの原因の大半は、設計段階のミスだ。製造現場レベルのエラーは、いわゆる初期不良程度の規模であり、百万台単位のリコールに至るのは、もっと根本的な設計段階の不具合が原因なはずである。

これは、今から述べるトヨタのリコールが多く感じる理由その2に直結する話だ。トヨタ自動車の販売台数は、日本では圧倒的一位である。車の流通料が多ければ、リコールに遭遇する確率も必然的に高くなる。性能や管理体制の問題ではなく、単に分母が多すぎるから、不具合の発生件数も増えてしまうというだけの話だ。

つまり、トヨタの製品管理体制が他社と全く同じレベルであっても、分母の多さから、リコールの発生件数が必然的に最も多くなるのだ。

「ブラック企業だから」などとヒステリックにならず、少し冷静に考えれば、小学生にでも理解できる単純な理屈なのである。

2014年8月10日日曜日

トヨタのピンククラウンのミニカー発見

これは先日、街を歩いている時にたまたま側のゲーセンで見かけた、トヨタ自動車のピンククラウンのミニカーを景品にしたUFOキャッチャーだ。


筐体には「トヨタ公認」との張り紙もあった。本当かどうかは知らんし、何処のメーカーが作ってるのかも未確認だが。


こんなものを興味持つ人が、ゲーセンに来るだろうか?そもそもこのピンククラウン自体は珍しい存在だというだけで、こんなケバい色の車、自家用車としてほしいという人はまずいないだろう。まあ森永卓郎氏などを見ているとミニカーマニアってのは、車好きとはまた別の人種っぽい気もするが。

しかも、どう見ても取れそうにない。この手のUFOキャッチャーは大抵がアームの力が弱くものが持ち上がるよう要素ほとんどない。自分も写真をとってはみたが実際にお金を入れてやってみようとは全く思わなかった。最近更新してなかったので、単なる一発ネタだ。

2014年6月14日土曜日

豊田章男、カンブリア宮殿に出演

トヨタ自動車の社長、豊田章男氏が今週放送のカンブリア宮殿に出演していた。カンブリア宮殿は、主に独特な経営を行う企業の社長が出演するテレ東系の経済番組です。

私は途中からしか見てないので、特にどうこう言う思いはしなかったが、うちの母ちゃんがやたらと章男の事を見直したと絶賛していました。創業家のボンボンなのに、現場感覚が分かっていて、何より志が高い、と言ってるのです。確かに章男氏は、理想が高いというか、会社の利益より社会への貢献みたいなことを重視する傾向がありますね。国内生産300万台死守という会社へのノルマや、東北に自動車産業を拡大しようと様々な施設を建設していく所などは、利益よりも志を優先するスタンスが現れていますね。

そういう意味では、章男は孫正義と似ている所があるかも?

ただねぇ・・・志は良いけど、社長がカーレースに出たり、自らハンドルを握るのは、会社の危機管理上、絶対やってはいけないことなんですがね。例え車両保険に入ってようとも、社長は運転手を付けて自分はハンドルを握らないのが常識。万が一事故に巻き込まれたらどうするねんって話です。

確かに章男君は、経団連の老害親父どもに比べたら、まだまともに見えなくもないけど、どうも脇が甘い所が多いのが問題ですね。志はあるかも知れないけど、やはり根底にはお坊ちゃま精神が宿っている気がしますな。

章男君が車好きなことは良く分かったけど、社長にいる間は、ハンドル握るのは止めてほしいもんですな・・・。

2014年5月10日土曜日

2013年自動車販売台数もトヨタ車が上位独占

2013年の車種別自動車販売台数が、全国軽自動車協会連合会から発表されています。それによると、一位はアクアの26万台、二位はプリウスの25万台と、トヨタの自動車がワンツーフィニッシュを決めています。

2013年の車種別の新車販売台数ランキング

実は2012年も、トヨタ車がワンツーだったのですが、プリウスが一位でアクアが二位でした。またトップ20の顔ぶれを見ると、相も変わらずミニバンと軽自動車ばかりですが、数少ないセダン車のランクインが、カローラとクラウンというトヨタ勢です。大衆セダンの代表格であるカローラと、元祖高級セダンのクラウン・・・トヨタの強さは、上でも下でも圧倒的ですね。

唯一の不安材料を言えば、プリウスとアクアの順位が入れ替わったことでしょうか。アクアと言えば、より小型化したハイブリッドカーであり、廉価版プリウスのような車です。車種別の利益率は公表されていませんが、価格の安さとハイブリッドシステムを搭載していることを考えれば、利益率は高くないと予想されます。

日本の景気は回復基調にあるそうですが、売れている自動車のラインナップを見ると、はたして本当なのか、少々疑問も感じますね。コンパクトカーの普及は、時代の流れなのかも知れませんが、トヨタ株主としては、もっと利益率の高い高級車が売れる世の中になって欲しい所です。

2014年1月30日木曜日

トヨタの生産台数が1000万台を超えた

トヨタ自動車の2013年度の生産台数(世界累計)が、1011万台だったと発表されました。世界中の自動車メーカーで、初めて年間生産台数が1000万台を超えたとのこと。

まあ販売台数ではなく、あくまで生産数なので、売れなきゃ大量の在庫となってしまう訳ですが(汗)、2013年の販売台数も998万台と、ほぼ掃けているから心配ないでしょうか?なお販売台数も、GMやフォルクスワーゲンを抑えて、世界最多だった模様です。1ドル=100円台以上だと、トヨタが世界最強の自動車メーカーと言えそうですね。

但し、またリーマンショックのような金融危機が訪れれば、急激な円高になるので、トヨタの業績は一気に悪化する恐れがあります。何やらアルゼンチンがデフォルトだとか、トルコの通貨危機だとか、中国の「影の銀行」問題だとか、世界経済に不穏な空気が漂ってきてますので、少々心配ですね。

まあ自動車なんてのは所詮、可処分所得で購入する商品であり、景気の動向に最も左右されやすい業界です。トヨタの株主である以上、金融危機と円高によるダブルパンチ⇒業績悪化のリスクは、常に考えておく必要はあります。リーマンの時はほんと酷かったからねぇ。何せ2兆円の黒字が、一年で4千億円の赤字ですから・・・。

何とか東京オリンピックまでは、バブル景気で突っ走って欲しい所ですが。

2013年11月26日火曜日

章男は社長に向いていない

辛口なタイトルを付けましたが、心境そのままを表してるので、あえて過激に行きました。というのは、今週の週刊ダイヤモンドで、トヨタ自動車の特集が組まれています。何でも「トヨタ復活!章男は何を変えたのか?」という内容。何だか少々的外れというか、ヨイショが過ぎる記事だと思いますねぇ。ステマにすらなってない・・・。

はっきり言って、章男氏は何もしていない。たまに趣味の自動車レースを社長のごり押し命令で参加しているくらいで、会社の業績にプラスになるような行為は、皆無なはずです。元々、トヨタの持つ世界最強の自動車作りの能力が、為替が円安に振れたことが追い風となり、業績が急回復しただけの事です。

トヨタ自動車の業績は、為替レートに大きく左右されます(トヨタ業績と為替レート~1円で利益が350億円動く)。円高利権に群がっていた民主党&白川日銀体制が崩れ、円安利権を追求する自民党&黒田日銀体制になり、ドル円レートはこの一年で、80円割れから100円まで円安になりました。トヨタの業績には、大幅なプラスになったわけですね。この円安の恩恵を受けただけの話であり、章男自身は何もしてません。

そういえば、先日開幕した東京モーターショーでも、章男氏が日本の自動車メーカーの代表の如く挨拶をし、それが大々的にテレビ各社で報じられていました。巨大広告主ゆえか、マスコミのトヨタのヨイショは凄まじいですね。

しかし、はっきり言って章男氏はプレゼンが超絶下手糞で、見てられないのですがね。おぼっちゃま精神丸出しで、熱意が無いというか、うわべだけ一生懸命なふりをして格好付けているだけ、薄っぺらさが際だつ話っぷりですよ。

トヨタの株主として、章男氏のプレゼンは会社価値を毀損していると思いますので、今後一切止めて貰いたいと思います。煽りや冗談じゃなくて、本気でそう思います。

2013年11月21日木曜日

デトロイトの街が荒廃しているらしい・・・

財政破綻したデトロイト市が、廃墟と化しているそうです。詳しくはリンク先を見て欲しいのですが、まあ酷い・・・。ネタかと思うくらいの荒廃っぷり。

【画像】 破綻したデトロイトが町ごと廃墟になりつつある件

ご存知のようにデトロイト市は、世界最大(だった)自動車メーカーGMが本拠地を構える、城下町として栄えた都市です。丁度、日本の豊田市&トヨタ自動車と同じ関係ですね。それが、景気悪化と共に一気に、街が衰退・荒廃していったという事です。

 リーマンショックでGMが経営破綻
  ▼
 デトロイト市の財政が一気に悪化
  ▼
 デトロイト市自体が財政破綻

という流れです。アメリカは治安が日本とは比べものにならないほど酷いですから、一旦街が荒廃し出すと、もう立ち直れなくなります。市の財政が枯渇していて、警察もまともに機能しないので、安全が担保されていません。従って金のある富裕層はどんどん市外へ逃げていくので、余計に税収が減ってスラム街化が加速する・・・という悪循環です。

しかしこの惨状、決して他人事ではありません。豊田市(名古屋)だって、トヨタ一社で持ってるような都市なので、いつまでも安泰とは限りません。実際、リーマンショック後には、名古屋の経済は日本一のペースで悪化しています(失業率や百貨店売上高の落ち込みが日本最悪だった)。そして何の因果か、スレッドにもありますが、実はデトロイト市と豊田市は姉妹都市でもあります。

トヨタ自動車が、デトロイトの二の舞を生み出さないよう祈りたいです。

2013年10月15日火曜日

マツダのアクセラがトヨタのハイブリッドシステムを搭載

今回はマツダの話が中心です。一見するとトヨタと関係ない話で恐縮ですが、トヨタの経営とも関係してくる話なので、書いておきます。

先日、マツダがアクセラの新型を発表し、一部のクラスで電気とガソリンを併用する「ハイブリッド」を導入したことで、話題を呼んでいます。このアクセラのハイブリッドシステムは、トヨタの技術供与によるものです。

マツダと言えば、主力車種はデミオのような小型車と、MPVに代表されるミニバンで、アクセラのような中型車は日本では余り売れていません。しかしアクセラは、欧州では大人気であり、何度も賞を受賞しているなど評価も非常に高いです。マツダの海外販売は、間違いなくアクセラが主力車種です。

そんなアクセラも「いよいよ日本市場で本気で売りに来たか」というのが、筆者の感想です。アクセラ同様「海外で高評価だが、日本では不人気」だったアテンザも、新型になって売れ行きが好調なようですから、アクセラもその波に乗ってくるはずです。

こうなってくると、なぜトヨタがマツダにハイブリッド技術を供与したのか、非常に微妙な感じがします。好みの問題もあるでしょうが、デザイン面では圧倒的にマツダ車の方が優れてますから、燃費が良くなれば、トヨタ車の牙城も崩れて行きかねないようにも思えます。

しかし、トヨタ株主から見た「救い」としては、ハイブリッドタイプのアクセラは、値段がプリウスと比べてもかなり高く設定されていることですね。ハイブリッドアクセラの定価は237万円と、プリウスが200万円を切っている事と比べると(マツダ特有の値引きの大きさを加味しても)割高感は否めません。結局、トヨタがハイブリッドのライセンスを供与している以上、価格の優劣に関しては逆転は難しいはずです。

・関連;ハイブリッドカーが元を取るための走行距離比較

マツダ車といえば「安さ」が売りだったので、デザインや性能が良くなっても、値上がりすれば売れ行きがどうなるのか微妙な所です。消費税も上がるのですから、尚更でしょう。そういう意味で言えば、まだ当面トヨタの地位は安泰でしょう・・・あくまで国内マーケットに限る話ですけどね。

2013年7月27日土曜日

トヨタが2013年上半期の販売台数世界一だけど・・・

トヨタの上半期の販売台数が世界一だった模様です。

トヨタ自動車の2013年上半期の、世界の販売台数(ダイハツ工業と日野自動車を含む)は、前年同期比1.2%減の491万台。ライバルであるGMは前年同期比4%増の485万台、フォルクスワーゲンが6%増の470万台だったとの事です。世界一である事は、素直に喜ばしい事です。

但し、中身を見ると決して楽観視できない事情もあります。まず、トヨタは販売台数が他者と比べて多かったと言うだけで、トヨタ自身の前年比では減少しています。一方で、GMやフォルクスワーゲンは、販売台数を増加させています。台数差も僅かですから、この感じで下半期も推移すれば、逆転される可能性も十分ありそうです。

もう一つの懸念は、国内販売は11.3%減(117万台)だったという点。エコカー補助金の終了など、逆風要素があったとはいえ、これは深刻な問題です。自国で稼げないとなれば、中国と米国頼みとなりますが、これが良くない。世界最大の自動車マーケットとなった中国で、トヨタは負け組です。中国でバブルが崩壊しなければ、同国で強いフォルクスワーゲン に逆転される可能性もありそうです。

一方で、ピンククラウンを限定販売するという、お笑いニュースも流れてきました。こんなもの、日本のマスコミにはネタ受けはするでしょうが、業績には何の寄与もしません。買うのも余程のゲテモノ好き(?)だけでしょうし。

国内市場のテコ入れを行うなら、こんな無意味なPRなどせず、しっかりと利益の取れる車の販売に力を入れて欲しいものです。以上、トヨタ株主からの愚痴と提言でした。

2013年6月27日木曜日

トヨタが財務省に媚びを売る一方、日産はゴーンにぼったくり

前回、トヨタ自動車の社外取締役に国税庁OBが起用されたことで、財務省に媚びを売っているということを指摘しました。何とも情けない話ですが、しかしトヨタのライバルである日産も、ブラジル出身の豪腕・カルロス・ゴーンに、長年法外な報酬を取られ続けています。今年もまた、ゴーンの報酬は日本の社長で最高額となる模様です。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は25日の株主総会で、2013年3月期の自身の役員報酬が9億8800万円だったと明らかにした。13年3月期の上場会社役員としては最高額となる可能性が高い。(by時事)
 確かにゴーンは、死にかけだった日産を復活させた、同社株主にとっては救世主でしょう。しかし、約10億円という報酬は、日本の社長としては飛び抜けており、また自身の高額を薄めるために(?)日産の他の取締役の報酬も高額です。これはどうなんでしょうかねぇ・・・。

私は現在、トヨタ自動車の株主ですが、かつては日産の株式も持っておりました。今はライバル会社なので、日産が迷走してくれた方が、トヨタ株主の私としては有利な訳ですが・・・何というか、人道的にと言うか良識的にというか、日本人の感覚として、ゴーンのやり口はどうも解せません。

前期、日産の利益が伸びたことは、販売努力と言うよりも円安の恩恵が強い訳です(これはトヨタも同様ですが)。別段良い采配を取った訳でもない取締役どもに、高額の報酬を与えることは、株主にとっては虫の居所が悪い話です。他者の話ながら、気になったので一言書いてみました。

2013年6月16日日曜日

トヨタ初の社外取締役に財務省の天下りを発見!

6/14にトヨタ自動車の株主総会が行われました。そして、同社初の社外取締役の起用が決まったようです。社外取締役に選任されたのは、以下の3人です。
  • 米ゼネラルモーターズグループ・マーク・ホーガン元副社長 
  • 日本生命保険・宇野郁夫相談役
  • 証券保管振替機構・加藤治彦社長(元国税庁長官)
私は諸事情があって株主総会には行けなかった身だが、株主としては社外取締役を導入する事には、勿論賛成でした。トヨタは90年代後半から、社内からの出世組と、トヨタ創業者組とで、社長の椅子取りゲームをしています。巨大企業にはある程度避けられない事情とはいえ、お家騒動は対外的にも見栄えは悪く、株主にはプラスになりません。社外からの監視体制を(形式上でも)設けた事は、トヨタ自動車の体裁を整える上では、非常に良い事だと思います。

しかしこの話で、一つポイントなのが、最後の加藤治彦という人物、元国税庁長官という肩書きです。これ、明らかに国税庁(財務省)に媚びを売る行為というか、天下りの受け入れそのものですよね。

トヨタの元社長である奥田碩(元経団連会長)は、消費税増税に賛成するという、経団連という組織から考えて、ありえない言動を行いました。本来なら経団連は、モノを売る企業の集合体ですから、売上が確実に落ち込む消費税増税など、言語道断の政策です。しかしトヨタの場合、輸出戻し税で売上の落ち込みをカバーできる事、そして国税庁(=財務省)に媚びを売れば税務調査を緩めて貰える事から、このような発言に至った訳です。

そして今回、社外取締役という形で、財務省に更に恩を売った訳です。そこまでして財務省に媚びを売るのか・・・何かやましい事でもあるのでしょうかね?

トヨタ自動車の株主としては、はした金を渡すだけで財務省と喧嘩せずに済むなら、大いに結構な話です。しかし、一人の日本人としては、財務省の横暴(消費税増税)は許せない行為です。私はトヨタ自動車の株主ですが、消費税増税に賛成した奥田碩だけは、絶対に許せない輩だと思っています。

ということで私は、非常に複雑な心境で、この決定を見守っておりました。

P・S このニュース、少なからずのメディアが社外取締役について、最初の二人だけ名前を出して「など」とお茶を濁す報道に終始しています。つまり、加藤治彦については名前を出しておらず、大スポンサーであるトヨタの顔を潰さない、そして財務省の逆鱗に触れないよう、隠蔽している訳ですね。世界よ、これが日本のマスゴミだ!

2013年5月22日水曜日

豊田章男社長のカーレース参加に物申す

トヨタ自動車の豊田章男社長(57)が、5/19に開催されたドイツの自動車レース「ニュルブルクリンク24時間レース」に出場し、175台中37位、車種ごとに設定されたクラス別では10台中の2位で完走しました。章男社長は4人のドライバーの内の一人として、2時間ほど運転をこなしたようです。

豊田章男社長は、ニュルブルクリンク24時間レースへの出場は、2007年に続き2度目。車好きの方はご存知でしょうが、章男氏はかなりの車マニアです。カーレースに出場する為に10年位トレーニングを積んでおり、ニュルブルクリンクのレース等にも出られる「国際C級ライセンス」も取得しています。ドリフト等のトレーニング映像は、Youtubeにも公開されており、章男氏がドライブ時に使う「モリゾウ」の愛称は、自動車好きからも認められている存在です。


しかし、トヨタ自動車の株主である筆者は、章男氏のレース参戦には極めて否定的です。これは株主にとっても、レーシングチームにとっても、そしてトヨタ自動車という会社全体にとっても、メリットのない行為です。はっきり言ってしまえば、章男氏の自己満足に、トヨタ全社が振り回されている状況です。

まず、レースチームにとっては、章男氏の存在はお荷物そのものです。所詮はC級ライセンスであり、プロのドライバーである他の3人にとは、腕前は比べものにならない訳です。そして章男氏は57歳、反射神経等は衰えており、世界一過酷と言われるニュルブルクリンクのコースを走るには、荷が重い存在です。ましてや相手は社長です。他のドライバーやメカニック等のチームメイトが、腫れ物に触るような感覚であったことは、想像に難くありません。もし章男氏がハンドルを握った2時間分も、プロのドライバーが運転していれば、更に順位は上がっていたはずです(部門1位もありえたかも)。

次に、トヨタ自動車全体のイメージについてです。確かに車好きの人からは、「モリゾウは普通の社長とは違うぜ!」と好意的に見られても、一般人は果たしてどう思うでしょうか?57歳の初老のおじさんが務まるなんて、ショボいレースなんだろうなと勘違いされるのでは? というより、社長が道楽で自動車レースをやっていると受け取られ、「それでいいのかよ・・・」と呆れられるのでは? 少なくとも、筆者の周り(カーレース等に詳しくない人)の反応は、全て否定的なものでした。

そして株主にとっても、このイメージ戦略は納得行くものではありません。もし社長が事故を起こして死んだりしたら、一時的とはいえ株価は暴落する可能性が高いです。無論、トヨタの社員達にとっても、本業と関係ない事で振り回される訳で、到底歓迎されることではありません。

わざわざ社長が、カーレースなんぞに出しゃばる必要があるのか?そんな余裕があるなら、会社の本業をもっと伸ばせよ!と誰もが思っているはずです。そもそも、トヨタはF1参戦時の黒歴史がありますから、カーレースに出ることなんて、単なる浪費に過ぎないと思いますし(F1の件については改めてページを設けます)。

いずれにせよ、豊田章男社長のドライバー参戦は、彼自身以外は誰も得しない、最悪の行為だと言えるでしょう。自己満足は完全プライベートで行い、トヨタの名の付いた場所で行わないで頂きたいものです。

2013年5月11日土曜日

トヨタ業績と為替レート~1円で利益が350億円動く

つい先日、トヨタ自動車の2013年3月期決算が発表されました。売上高、利益、共に当初予想を大きく上回る好業績でした。その理由は、アベノミクスによる為替レートの円安にあります。

・連結売上高=22兆641億円(前年同期比+18.7%増)
・営業利益=1兆3208億円(同+271.4%増)
・純利益=9621億円(同+200%超の増加)

いずれの数値も、アナリスト予想や、トヨタ自身が発表していた予想よりも、良い数字でした。これを受けて、トヨタの株価は上昇し、実に5年ぶりに6000円台を回復しました。ちなみに、過去のトヨタ自動車の売上高・利益はリンク先のページで紹介しています。

好業績の理由は、決算期に円安になった事です。ご承知のように、昨年末に民主党政権が倒れてから、為替レートは一気に円安ドル高に進んでおり、1ドル=100円の節目を迎えています。トヨタは前期中、想定為替レートを80円前後で発表していたので、現在のレートは大幅なプラスサプライズになっています。

トヨタ自動車は、為替レートが1円動くと、営業利益がおよそ350億円動くとされています(ちなみに日産だと150億円)。想定為替レート80円に対して、実際のレートが100円近くにまで円安が進んでいるので、これだけで約7000億円もの「為替差益」が生じている事になります。

トヨタはリーマンショック以降、業績の不振が続いていましたが、その理由は大きく二つありました。一つは、リーマンショックの景気の落ち込みによる、世界的な自動車販売不振。そしてもう一つが、為替レートの異常な円高です。不景気による販売不振に関しては、日本政府がエコカー補助金を出したように、各国でも販売補助制度が遂行されていましたし、トヨタ自身もプリウスを大幅値下げするなど、販売促進の努力を行ってきました。

しかし、為替レートの円高は、トヨタ自身はどうしようもありません。世界各国は、自国の輸出を優位にすべく、リーマンショック以降に通貨切り下げ合戦を行っていましたが、日本だけは蚊帳の外でした。財務省や日銀、そして民主党がタッグを組んだ「デフレ利権」が経済を牛耳っていた為、為替は円の独歩高でした。トヨタを初めとする輸出企業は、このデフレ利権の為に犠牲にされてきたのです。

しかし、民主党は崩壊し、デフレ利権の大王=白川日銀総裁は職を追われました。安倍自民党と黒田日銀新総裁は、円安・インフレを目論む「アベノミクス」を実行し始めたので、余程の天変地異でも起きない限り、1ドル=70円台というような馬鹿げた円高はもう起きないでしょう。

このままドル円相場が、110円にまで進行すれば、トヨタの営業利益はさらに3~4000億円増加します。1ドル=120円なら、7000億円増えるので、2008年に付けた史上最高益の更新も視野に入ってきます。トヨタ自動車とその株主にとっては、アベノミクスは強烈な追い風であり、大歓迎の政策なのです。